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学会活動アーカイブ

産業研究部会 第4回研究会開催のご案内(第1報)

2021.02.01 カテゴリー:産業研究部会,研究部会活動

松本淳 産業研究部会副査

アニメの産業面からの研究を発展させるべく産業研究部会を昨年発足致しました。以下のとおり第4回の研究会を執り行うことになりましたので、皆様のご参加を賜れますと幸いです。

▼開催日時・場所
2021年2月21日(日)13時~
※オンライン会議ツールZoomを用いて開催します。
※参加申込は2月16日(火)までにGooleフォーム ( https://forms.gle/BppeWmLktCkae4uU8 )へお願いします。
※参加表明を頂いた皆様には申込時に記入頂いたメールアドレスへ参加用URLをご案内致します。

▼研究会次第

・主査より開催挨拶
・副査より研究会のご案内

○第1部(13:10~14:10)
講演:数土直志氏(アニメジャーナリスト・ゲスト)が考えるアニメ産業の形

○第2部(14:20~15:00)
ディスカッション「アニメ産業とは何か」(前回の定義の整理ならびに数土氏を交えてのディスカッションを通じて、部会としての定義を図ります)

○今後の活動予定と研究テーマの討議(15:00~15:15)
○総括・閉会挨拶(15:15~15:30)

※オンライン開催のため懇親会は行いません。
※発表ならびに討議の模様はZoomを用いて録画し、研究部会Facebookグループ(限定公開)にて共有させて頂きます。

問い合わせ先:上記Googleフォームへお願いします。

※学会会員以外の方も参加可能です。

「石田美紀会員の新著『アニメと声優のメディア史: なぜ女性が少年を演じるのか』を読む」オンライン研究会のお知らせ

2021.01.25 カテゴリー:研究・教育委員会

キム・ジュニアン会員(研究・教育委員会)

2008年に単著『密やかな教育:〈やおい・ボーイズラブ〉前史』を発表し、少女マンガ、とりわけBLに関する学術的議論と社会的理解を進展させた著者の石田美紀氏(本学会会員)が2020年12月に新著『アニメと声優のメディア史: なぜ女性が少年を演じるのか』を発表しました。日本のアニメにおける声とそれを演じる声優にフォーカスを当てる本書は、戦前まで遡り、ラジオやテレビジョンなど様々なメディアを横断しながら現在の声優ブームに至る声の社会的・美学的問題が幅広く考察されています。その考察は、日本のアニメに限らないアニメーションの歴史、戦後日本における占領期政策、関係者へのインタビュー、アニメ中間素材分析、ジェンダー論など多彩な研究方法を用いています。オンライン方式の本研究会では著者の石田美紀氏とナビゲーターの萱間隆氏お二人を招き、本書で議論されている内容やその研究の過程について話し合い意見の交換を行います。

登壇者:石田美紀、萱間隆
主催:日本アニメーション学会研究・教育委員会
日時:2021年2月6日(土)14時~16時
会場(オンライン):Zoom
参加のお申込https://forms.gle/CZ19ekSZn7nmrg7D9 (こちらのGoogleフォームにてお申込ください)
※お申込の際ご登録のメールアドレス宛にZoomミーティングID及びパスコードを締切の翌日にお知らせいたします。メールが届いていない際には迷惑メールボックスをご確認の上、お問い合わせください。
※学会会員以外の方も参加可能です。
お申込締切:2021年2月4日(木)
お問い合わせ:study@jsas.net (@を@に変えてください)

日本アニメーション学会第23回大会・総会 第1通信

2021.01.23 カテゴリー:大会,総会

日本アニメーション学会第23回大会実行委員長
松本淳(敬和学園大学)

日本アニメーション学会第23回大会・総会についてのお知らせとなります。

前回第22回大会同様オンラインでの開催となりますが、新潟県新発田市にある蕗谷虹児記念館のご協力を得て、「アニメの歴史と地方そして多様性」というテーマを掲げ、様々な研究発表を募り、シンポジウムを行ってまいりたいと考えています。

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会期:
2021年6月26日(土)・6月27日(日)
会場:
オンライン開催
開催校:
敬和学園大学( https://www.keiwa-c.ac.jp/
※オンライン開催につき会場ではありません。
※研究発表の募集開始は3月を予定しております。
※大会プログラムなど詳細は現在調整中です。追ってお知らせ致します。
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1898年に新発田市で生まれた蕗谷虹児は、竹久夢二に才能を認められ上京し挿絵画家として活躍した後、パリ留学を経てモダンさに加えトランスジェンダーを感じさせる「叙情画」を確立させました。その後、東映動画で『白蛇伝』のパイロット映像とも位置づけられる短編アニメーション『夢見童子』(1958)の制作に構成と原画で参加した人物でもあります。

新型コロナウイルスの影響が続くなか社会の分断を象徴するような出来事が国内外で続いています。このような状況であるからこそ、アニメーションが示すことができる可能性を地方から探りたいと思います。前回大会の経験も活かしながらオンライン開催とすることで各地を結び、実り多い大会とできればと考えております。

実行委員長:松本淳(敬和学園大学)
実行副委員長:須川亜紀子
実行委員(順不同):石田美紀、津堅信之、米村みゆき、布山タルト、 キム・ジュニアン
大会協力者:伊藤千佳子(蕗谷虹児記念館)
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大会実行委員会事務局:
〒957-0062 新潟県新発田市富塚1270 敬和学園大学内
電話:0254-26-3636(大学代表)、MAIL:conference2021(at)jsas.net( (at)を@に変えてください )
※大会実行委員会へのお問い合わせ等はメールにてお願いします。

第25期日本学術会議新規会員6名の任命拒否に関する抗議声明

2020.10.19 カテゴリー:その他

日本学術学会が本年10月1日に発表した新規会員推薦者105名のうち、菅義偉内閣総理大臣によって6名の任命が拒否されたことが明らかになりました。本学会は日本学術会議の協力学術研究団体である立場から、今回の任命拒否に関して、学問の自由を脅かす重大な問題だと受け止めております。

本学会は、新規会員推薦者105名の名簿から6名が除外された経緯の説明と、6名の速やかな任命を強く求めます。

 

日本アニメーション学会 会長
須川亜紀子

2020年10月18日

「日本アニメーション学会賞2020」選考結果のお知らせ

2020.09.08 カテゴリー:お知らせ,学会賞

本年度「日本アニメーション学会賞2020」の選考結果が決定いたしましたので、下記の通り、皆さまにご報告申し上げます。


■日本アニメーション学会賞2020:
『フライシャー兄弟の映像的志向 ―混淆するアニメーションとその空間 』
宮本 裕子 著 (2018年 明治学院大学機関リポジトリ/2020年 水声社刊)


■特別賞:
『富野由悠季の世界』展と『高畑勲展』 二つの展覧会の企画に対して

〇「富野由悠季の世界」展企画チーム (福岡市美術館、兵庫県立美術館、
島根県立石見美術館、静岡県立美術館、富山県美術館、青森県立美術館、神戸新聞社)
〇東京国立近代美術館/株式会社NHKプロモーション(『高畑勲展』)


<贈賞式>
日時:2020年9月13日(日)14:30~15:00
日本アニメーション学会第22回大会(オンライン開催サイト*)にて配信
※https://jsas.net/conference.html のリンクよりアクセス
※大会参加には参加費が必要となります


<選考委員>
石田美紀(新潟大学経済科学部 教授)
権藤俊司(東京工芸大学アニメーション学科 准教授)
須川亜紀子(横浜国立大学 都市科学部/都市イノベーション研究院 教授)
鷲見成正(慶應義塾大学 名誉教授)
米村みゆき(日本近現代文学研究者/専修大学文学部 教授)


プレスリリース(PDF)


■贈賞理由

学会賞/宮本 裕子 著『フライシャー兄弟の映像的志向 ―混淆するアニメーションとその空間』

我が国ではフライシャー兄弟によって制作されたアニメーション作品は一般によく知られているが、制作者である兄弟の知名度はディズニーに比べると必ずしも十分とはいえない。二〇一八年五月に明治学院大学機関リポジトリにて公開された宮本裕子氏の博士論文に基づく氏の著作は、このフライシャー兄弟のアニメーションを取り上げて、その映像作品の歴史的・社会的な位置づけ、作品制作の方法論および開発された作成装置、そこから導き出される映像論に関する考察などを詳しく論じた労作である。 実写映像の空間とアニメーション映像の空間の混在がフライシャー作品の主たる特徴とみなされ、この複雑多様な空間特性の混淆がもたらす映像の一体化を「映像的志向」という思考の枠組みで説明していこうというのが著者の狙いといえる。今日のデジタル技術の目覚ましい進歩発展は実写映像とアニメーション映像との垣根を外し、まさしく複雑空間の混淆をアニメーションにもたらしている。本書が目指す「映像的志向」の概念は、今後メディア研究の発展とともに密接なつながりをもって展開されることとが予想される。本書の中で「志向」の概念化と論述過程の記述にやや不明確な点が認められるが、フライシャー・アニメーションを見直すことでディズニーとは異なる次元の知識体系をフライシャー作品に賦与した本書の功績は高く評価される。今後の研究内容の一層の充実と発展が期待される。(選考委員・鷲見成正)

特別賞/『富野由悠季の世界』展と『高畑勲展』二つの展覧会の企画に対して
〇「富野由悠季の世界」展企画チーム/〇東京国立近代美術館、株式会社NHKプロモーション

「富野由悠季の世界」(福岡市美術館他、2019/6-)と「高畑勲展-日本のアニメーションに遺したもの」(国立近代美術館他、2019/7-)は、美術館におけるアニメーション展示の結節点となる展覧会であった。 近年、アニメーション展覧会は増加と多様化の一途をたどっており、そのアプローチも様々である。例えばシュヴァンクマイエルやバックのような「作家」を取り上げる場合、古典的な美術館の制度に沿って、人形や原画が芸術家個人の創作物として取り扱われる傾向にある。 他方、商業アニメーションに関しては、ジブリやピクサー等の会社単位でその制作システムを総体的・啓蒙的に示す展覧会があり、さらにその中の個人の業績にスポットを当てた展覧会も多く開催されている。とはいえ、後者の場合、アニメーター(安彦良和、近藤勝也、近藤喜文)や美術(男鹿和雄、山本二三)、メカデザイナー(大河原邦男)等、職種として「絵」の面に偏してきたことは否めない。 このような状況に対して、基本的に「絵」を描かない演出家である富野と高畑を取り上げ、集団作業であるアニメーション制作の中から「演出」のプロセスをいかにして可視化するかという困難な課題に取り組んだ二つの展覧会は画期的である。 「高畑勲展」に関しては、とりわけ『太陽の王子ホルスの大冒険』関連が充実していた。制作素材に加えて、今回公開されたスタッフや会社の内部文書が、今後の高畑研究や東映動画研究のベースとなっていくことは間違いない。 「富野由悠季の世界」では、あえて時系列ではなく、テーマ別の読解に踏み込んだ構成が刺激的であった。また、企画・執筆がアニメーションプロパーの研究者ではなく、各美術館の学芸員によって行われたこともアニメーション研究の定着と拡がりを象徴する点である。 両者が期せずして同年に開催されたことはアニメーション研究において重要な意義を持つと考え、選考委員会の総意として本年度の特別賞に選出した。(選考委員・権藤俊司)

■「日本アニメーション学会賞」について

「日本アニメーション学会賞」は日本アニメーション学会(1998年創立/www.jsas.net)の創立15周年記念事業として2014年に創設されました。 「日本アニメーション学会賞」は主としてアニメーション研究者の顕彰・奨励を目的としております。またその授賞対象は会員に限らないものとしました。これは現状においてはアニメーションあるいはメディア芸術の分野における顕彰・奨励が伝統的な分野とは異なり作家・クリエイター中心であり、創り手以外の研究者や教育者・批評家などへの顕彰・奨励の機会はごく限られたものであるからです。本学会員の間でも、かねてよりこれを解消すべき大きな課題であるとする意見が少なからずありました。 本学会がこの賞を設けることにより、これまで顧みられることの少なかった研究者の顕彰、特に若手研究者の奨励を実現させたことは、学会としての社会的使命の一つを果たすことに繋がるのではないかと考えます。「日本アニメーション学会賞」がアニメーション分野あるいはメディア芸術分野の学術研究の活性化を促し、その一層の発展に寄与することを本学会員一同、心より願っております。 日本アニメーション学会ではこの賞を本学会会員皆の力で支え育て、末永くまた大きく発展させていきたいと希望しておりますので、関係各位の皆様のご理解とご協力をどうぞよろしくお願い申しあげます。

日本アニメーション学会会長 須川亜紀子

 

日本アニメーション学会第22回大会【第3通信】参加申込みについて

2020.08.27 カテゴリー:大会

●参加申込み開始のお知らせ

大会の参加申込みを、以下の通り開始いたしました。
大会当日の申込みは出来ません。必ず事前の申込み期間中にお申し込み下さい。

申込み期間:8月27日(木)〜9月9日(水)
大会WEBサイトにてアカウントを作成した上で、クレジットカード決済または銀行振込にて参加費をお支払い頂けます。参加受付を完了すると、大会当日に同サイトから各プログラムにZOOM等でご参加頂けるようになります。

参加申込みの詳細については、以下のマニュアルをご参照下さい。
大会参加申込み方法マニュアル

大会WEBサイトは、以下からアクセスできます。
大会WEBサイト (大会当日までは参加申込み専用です)

 

●研究発表について

研究発表のプログラム内容と日時が決定しました。
それに伴い、全体のタイムテーブルにも変更がございます。
以下の大会プログラム概要にて、ご確認下さい。

大会プログラム概要(PDF)

 


日本アニメーション学会第22回大会 〜オンライン開催〜
・会期:2020年9月12日(土)・13日(日)
・会場:大会WEBサイト(https://jsas.net/conference.html からリンク)
・参加費:会員(一般):3,000円 / 会員(学生):1,000円
     非会員(一般):2,000円 / 非会員(学生):1,000円
※参加費は、大会WEBサイトからクレジットカード決済または銀行振込でお支払い頂きます。


〜プログラム〜

【1】渡辺泰先生追悼シンポジウム

本学会名誉会員・渡辺泰先生が2020年3月27日にご逝去されました。渡辺先生は共著『日本アニメーション映画史』等でアニメーション研究を牽引され、日本アニメーション学会特別賞、文化庁メディア芸術祭功労賞、東京アニメアワードフェスティバル功労賞を受賞されました。渡辺先生のご功績をあらためて振り返るとともに、みなさまとご一緒に渡辺先生を偲ぶ機会になることを願います。

◎日時:9月12日(土)13:00〜16:00
◎概要:

【第1部】
・鈴木伸一(東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム館長)「渡辺泰さんの功績と想い出」
・竹内オサム(同志社大学教授)「『ビランジ』での渡辺泰さん」
・安井喜雄(神戸映画資料館館長)「ありがとう 渡辺泰さん」※追悼映像

【第2部】
・横田正夫(第2代会長)「渡辺泰さんとのこと」
・小出正志(第3代会長)「渡辺泰先生ー謝辞と追想」
・桑原圭裕(西日本支部代表)「渡辺泰講座を振り返って」
・登壇者によるトーク

【第3部】
・追悼映像「渡辺泰先生の想い出」
(司会:萩原由加里、佐野明子)

◎担当:西日本支部、歴史研究部会、研究・教育委員会

 

【2】学会賞記念講演

2019年度の日本アニメーション学会賞の受賞者である西村智弘氏(映像評論家)による記念講演「わたしたちはアニメーションをどのように理解してきたか」を行います。西村氏のご著作『日本のアニメーションはいかにして成立したのか』は、日本における「アニメーション」概念の受容を歴史的視点から論じた労作として、リファレンスともなりうる実証性を備えていると評価され学会賞を受賞しました。

◎日時:9月13日(日)13:00〜14:30 <ZOOM>

 

【3】学会賞受賞式

2020年度の学会賞の授賞式を行います。

◎日時:9月13日(日)14:30〜15:00 <ZOOM>

 

【4】研究発表

◎研究発表1(ZOOM):9月12日(土)10:00〜12:00

・キム・ジュニアン『セル画に関する現象学的・高分子化学的研究を目指して:映像経験とその保存の問題』
・石田美紀『声優のスター化におけるアニメ雑誌の役割ー1970年代末の事例に即して』
・たつざわ さとし『東映動画発足の経緯の再検討』
・増田弘道『アニメーション産業研究について』

◎研究発表2(ZOOM):9月13日(日)10:00〜12:00

・平野泉『〈ホビーアニメ〉における「改造」の表象』
・宮崎しずか『アニメーション教育における一考──幼児心理学に基づくアニメーション制作の実践を通して──』
・有吉末充『異物としての子ども、再生する家族ーアニメと家族』
・アルト・ヨアヒム『戦争を語るアニメ、そしてその代品の絵本』

◎研究発表3(オンデマンド)会期中、常時視聴可能。

・王伸子『アニメのセリフに現れる非日常性 ー日本語教育の立場からー』
・佐分利敏晴『アニメーションからかたちを奪い去る』
・陳龑『「IP」という言葉から見る近年の日中アニメ産業の交流』
・布山タルト『アニメーション表現活動を通じたインクルーシブアート教育の実践』

 


大会実行委員会
実行委員長:須川亜紀子

実行委員:布山タルト、キム・ジュニアン、米村 みゆき、いがらしなおみ、
石田 美紀、小出 正志、佐野 明子、陣内 利博、津堅 信之、野村 康治、
萩原 由加里、松本 淳、横田 正夫、和田 敏克


 

理論研究部会 2020年度 第2回研究会 開催のご案内

2020.08.12 カテゴリー:理論研究部会,研究部会活動

時下ますますご清栄のこととお慶び申しあげます。

下記の通り、本年度理論研究部会第2回研究会を開催します。
今回は先頃『フライシャー兄弟の映像的志向――混淆するアニメーションとその空間』を上梓された宮本裕子会員をお招きし、自著を元にご発表いただきます。
アニメーションの理論研究や歴史研究ほか、広くアニメーションとその研究に関心をお持ちの方々のご参加をお待ちしております。

前回に引き続き、新型コロナウィルス感染症対策のためウェブ会議システムを用いたオンライン研究会とて開催します。
システムの上の参加人数には十分な余裕がありますが、参加のための招待メールを事前にお送りする関係で、事前申込制とさせていただきます。
会員・非会員を問わず、9月4日(金)までに参加申し込みをお送りください。

■日本アニメーション学会理論研究部会 2020年度第2回研究会

●日時:2020年9月5日(土)14時00分~17時00分(質疑応答・休憩時間等を含む)
 ※使用するウェブ会議システムの仕様上、特に研究会開始前の「開場時刻」を設けておりません。

●テーマ:『フライシャー兄弟の映像的志向――混淆するアニメーションとその空間』刊行に際する著者発表・解説

●概要:
『フライシャー兄弟の映像的志向――混淆するアニメーションとその空間』(水声社)は、アメリカを代表するアニメーション制作者であるフライシャー兄弟の仕事を、実写とアニメーションを始めとする映像的な混淆という観点からまとめ、さらに文化的な背景との関係を探った研究書です。6月に刊行された本書に関して、著者本人による発表と解説を行います。

●発表者:宮本裕子会員/明治学院大学言語文化研究所、明治学院大学・東京造形大学・法政大学非常勤講師

●ウェブ会議システム:Google Meet(提供:東京造形大学)
 ※申込者には事前にGoogle Meetの招待メールを差しあげます。

●参加費:無料
 ※参加に際しての機材や通信費等は各自でご負担ください。

●事前申し込み制
 ※今回はウェブ会議システムの招待をする関係で、事前申込制とします。
 ※参加可能人数が十分なため、会員・非会員の受付には特に差を設けません。

2020年度日本アニメーション学会理論研究部会第2回研究会に参加を希望される場合は、
9月4日(金)23時59分までに下記の参加申込書にご記入の上、
11sig_theory@jsas.net 宛(@を@に変えてください)にご返信ください。
開始までにGoogle Meetの招待メールをお送りします。

—————————— キリトリセン ——————————–

■2020年度日本アニメーション学会理論研究部会第2回研究会 参加申込書
※mail to: 11sig_theory@jsas.net(@を@に変えてください)

□:参加します

□:会員
□:会員外(社会人)
□:会員外(学生)

氏 名:________________
所 属:________________
メール:________________
※9月4日(金)23時59分までにお申し込みください。

—————————— キリトリセン ——————————–

日本アニメーション学会第22回大会【第2通信】

2020.08.10 カテゴリー:大会

日本アニメーション学会第22回大会
(オンライン開催)


●会期:2020年9月12日(土)・13日(日)
●会場:本WEBサイトから大会特設サイトにリンク予定(8月下旬公開予定)
●参加費:会員(一般):3,000円 / 会員(学生):1,000円
     非会員(一般):2,000円 / 非会員(学生):1,000円
※参加費は、大会特設サイトにおいてクレジットカード決済または銀行振込でお支払い頂きます。大会特設サイトの準備が整い次第、アクセス方法をご案内しますので、今しばらくお待ち下さい。


プログラム

【1】渡辺泰先生追悼シンポジウム

 本学会名誉会員・渡辺泰先生が2020年3月27日にご逝去されました。渡辺先生は共著『日本アニメーション映画史』等でアニメーション研究を牽引され、日本アニメーション学会特別賞、文化庁メディア芸術祭功労賞、東京アニメアワードフェスティバル功労賞を受賞されました。渡辺先生のご功績をあらためて振り返るとともに、みなさまとご一緒に渡辺先生を偲ぶ機会になることを願います。

●日時:9月12日(土)13:00~15:00(予定)
●形式:ZOOM(大会特設サイトからアクセス)
 ※大会特設サイトは8月下旬に公開予定です。詳細は別途、ご案内します。
 ※ZOOMによるアクセスが困難な方のために、録画データを特設サイト内で一定期間ご覧頂けるようにする予定です(他の講演や研究発表も同様です)。

●概要:
 【第1部】講演:鈴木伸一(東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム館長)
         竹内オサム(同志社大学教授)
         安井喜雄(神戸映画資料館館長)※追悼映像
 【第2部】講演:横田正夫(第2代会長)、小出正志(第3代会長)、桑原圭裕(西日本支部代表)
     登壇者によるトーク
    学会員による渡辺先生の思い出(事前応募制)※詳細は別メールでお知らせします
    ★司会:萩原由加里、佐野明子

●担当:西日本支部、歴史研究部会、研究・教育委員会


【2】学会賞記念講演

2019年度の日本アニメーション学会賞の受賞者である西村智弘氏(映像評論家)による記念講演「日本におけるアニメーション概念の成立(仮)」を行います。西村氏のご著作『日本のアニメーションはいかにして成立したのか』は、日本における「アニメーション」概念の受容を歴史的視点から論じた労作として、リファレンスともなりうる実証性を備えていると評価され学会賞を受賞しました。

●日時:9月13日(日)13:00~13:45 14:30
●形式:ZOOM(大会特設サイトからアクセス)


【3】学会賞受賞式

2020年度の学会賞の授賞式を行います。

●日時:9月13日(日)14:00~14:15 14:30〜15:00
●形式:ZOOM(大会特設サイトからアクセス)


【4】研究発表

詳細は発表者が確定次第、ご案内いたします。

●日時:9月12日(土)15:00 15:30~17:00(仮)、13日(日)14:30 15:30~17:00(仮)
 ※発表者が確定次第、最終的なタイムテーブルをお知らせします。
●形式:ZOOM、および事前収録したビデオによるオンデマンド配信(いずれも大会特設サイトからアクセス)


大会実行委員会

実行委員長:須川亜紀子

実行委員:布山タルト、キム・ジュニアン、米村 みゆき、いがらしなおみ、石田 美紀、小出 正志、佐野 明子、陣内 利博、津堅 信之、野村 康治、萩原 由加里、松本 淳、横田 正夫、和田 敏克


 

産業研究部会 第3回研究会開催のご案内【第1報】

2020.08.08 カテゴリー:産業研究部会,研究部会活動

アニメの産業面からの研究を発展させるべく産業研究部会を発足致しました。以下のとおり第3回の研究会を執り行うことになりましたので、皆様のご参加を賜れますと幸いです。

▼開催日時・場所
2020年8月23日(日)13時~
※オンライン会議ツールZoomを用いて開催します。
※参加申込は8月21日(金)までにGooleフォーム (https://forms.gle/nAG4foGvE5RvgJZA9)へお願いします。
※参加表明を頂いた皆様には申込時に記入頂いたメールアドレスへ参加用URLをご案内致します。

▼研究会次第
・主査より開催挨拶
・副査より活動方針案の説明

○第1部(13:10~14:10)
参加者各自による「アニメ産業の定義」についての発表(※前回の宿題「200~1000文字程度でアニメ産業を定義する文案を持ち寄る」となっているものです)

○第2部(14:20~15:00)
ディスカッション「アニメ産業とは何か」(第1部の発表を踏まえ議論の上、部会としての定義を文言にしていきたいと考えております)

○今後の活動予定と研究テーマの討議(15:00~15:15)
○総括・閉会挨拶(15:15~15:30)

※オンライン開催のため懇親会は行いません。
※発表ならびに討議の模様はZoomを用いて録画し、研究部会Facebookグループ(限定公開)にて共有させて頂きます。

問い合わせ先:上記Googleフォームへお願いします。

※学会会員以外の方も参加可能です。

理論研究部会2020年度第1回研究会・教育研究部会第2回研究会 合同研究会開催のお知らせ

2020.07.30 カテゴリー:教育研究部会,理論研究部会

日本アニメーション学会
理論研究部会2020年度第1回研究会・教育研究部会2020年度第1回研究会
合同研究会開催のご案内

時下ますますご清栄のこととお慶び申しあげます。

下記の通り、本年度理論研究部会第1回研究会と教育研究部会第1回研究会の合同研究会を開催します。アニメーションの研究と教育など、広くアニメーションとその研究に関心をお持ちの方々のご参加をお待ちしております。

新型コロナウィルス感染症対策のためウェブ会議システムを用いたオンライン研究会としての開催となります。システムの上の参加人数には十分な余裕がありますが、参加のための招待メールを事前にお送りする関係で、事前申込制とさせていただきます。
会員・非会員を問わず、8月14日(金)までに参加申し込みをお送りください。

■2020年度 日本アニメーション学会理論研究部会 第1回研究会・教育研究部会第1回研究会合同研究会

●日時:2020年8月15日(土)14時00分~17時00分(質疑応答・意見交換・情報交換等を含む)
 ※開場:13時50分

●テーマ:遠隔授業によるアニメーション専門教育の実際と問題点

●概要:
昨年度まで理論研究部会・教育研究部会合同で、アニメーションの専門教育現場での様々な問題点を抽出し、アニメーションの教科書について、カリキュラムについて、講義系、技術系の授業について等々を、いろいろな視点から考察してきた。このテーマは、今年度も合同研究会で継続していきたいと考えている。

さて、2020年度最初の研究会は、アニメーションの専門教育の現場でどのような遠隔授業の取り組みがなされているのか、そこでの問題点は何かを考える事例研究の場としたい。新型コロナウィルス感染防止対策として、今年度4月の最初からほとんどの大学がネットによる遠隔授業を行うこととなった。特に講義系の授業では、教室での授業とは異なる資料の取り扱いやネットを介した資料映像の提示方法をどうするかなど、実技系の授業では、映像を介しての説明や制作指導の方法をどうするかなどが検討され、現在も教員それぞれの遠隔での授業の取り組みが行われている。
今回は、実技系、講義系の授業での遠隔授業の実際について、話題提供者による報告と質疑応答、ディスカッション(意見交換・情報交換)を行う。

●話題提供者:
 小出正志(東京造形大学)
 昼間行雄(文化学園大学)
●コメンテーター:
 志田陽子(武蔵野美術大学)

●ウェブ会議システム:Google Meet(提供:東京造形大学)
 ※申込者には事前にGoogle Meetの招待メールを差しあげます。

●参加費:無料
 ※参加に際しての機材や通信費等は各自でご負担ください。

●事前申し込み制
 ※今回はウェブ会議システムの招待メールを送る関係で、事前申込制とします。
 ※参加可能人数が十分なため、会員・非会員の受付には特に差を設けません。

2020年度日本アニメーション学会理論研究部会第1回・教育研究部会第1回合同研究会に参加を希望される場合は、8月14日(金)23時59分までに下記の参加申込書にご記入の上、11sig_theory@jsas.net 宛(@を@に変えてください)にご返信ください。開始までにGoogle Meetの招待メールをお送りします。

—————————— キリトリセン ——————————–
■2020年度日本アニメーション学会理論研究部会第1回・教育研究部会第1回合同研究会 参加申込書
※mail to: 11sig_theory@jsas.net(@を@に変えてください)

□:参加します

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