会員各位
日本アニメーション学会
理論研究部会主査
小出正志(新任)
日本アニメーション学会理論研究部会
第1回ラウンドテーブルのご案内
拝啓
時下ますますご清栄のこととお慶び申しあげます。
2011年度より出口丈人先生から理論研究部会主査を引き継ぐことになりましたので、ご報告申しあげます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
さて下記の通り、日本アニメーション学会理論研究部会第1回ラウンドテーブルを開催いたしますので、皆さま方の多数の参加をお待ち申しあげます。
ラウンドテーブルは出口前主査がかつて構想されていた研究会の運営形態に着想を得て実施するもので、参加者が等しく一人のアニメーション研究者として文字通り円卓を囲み、アニメーション理論の研究と教育、あるいは今後の理論研究部会の運営等について語り合う場を設けるものです。
第1回目は主宰者側としてひとまず以下の通り、話題提供者を用意いたしますが、事前あるいは当日に個々の参加者が話題や検討課題等をご提示いただくことは大歓迎ですので、どうぞよろしくお願いいたします。
当初は7月最後の週末を予定しておりましたが、諸般の事情で8月早々の平日の開催となってしまいました。会場を渋谷とし、コアタイムを18時からとしましたので、比較的参加しやすいかと思いますので、皆さま奮ってご参加ください。
記
■日本アニメーション学会理論研究部会第1回ラウンドテーブル
●日時:2011年8月1日(月)17時00分~21時00分
★コアタイム:18時00分~20時00分
●会場:東京造形大学・大学院 渋谷サテライト教室 72教室
学校法人桑沢学園渋谷校舎(桑沢デザイン研究所)内
〒150ー0041 東京都渋谷区神南1ー4ー17
●交通アクセス:
◎JR山手線、埼京線・湘南新宿ライン/京王井の頭線/東急東横
線、田園都市線/東京メトロ(地下鉄)半蔵門線、銀座線、副都
心線「渋谷」駅ハチ公口から徒歩約10分
◎JR山手線「原宿」駅表参道口から徒歩約7分
◎東京メトロ(地下鉄)千代田線「明治神宮前」駅1番出口から徒
歩約7分
●地図:http://www.kds.ac.jp/smenu/access.html
●話題提供(1)
◎キム・ジュニアン
(「Animation: An Interdisciplinary Journal」
アソシエート・エディター)
◎ Andrew Darley 著「諸論点:アニメーション研究に関する考え
(Bones of Contention: Thoughts on the Study of Animation)」
を議論の切り口として問題提起する。
同論文はアニメーションそのものに関する従来の見方、語り方を
冷静かつ丁寧に批判し示唆するところが多いと思われる。
そのサブヘディングは下記の通り。
*劣等コンプレックス
*本質主義
*スーパーメディア
*デジタル・ジレンマ
*理論的ジレンマ
●話題提供(2)
◎小出正志(東京造形大学)
◎これまでの日本アニメーション学会大会、日本映像学会大会等に
おける発表、東京造形大学における講義などに基づいて、“学問
としてのアニメーション”について問題提起する。
そのサブヘディングは下記の通り。
*学問の自由、体系化と個別化・専門化
*アニメーションと高等教育
*アニメーションとアカデミズム
*アニメーションの学
*研究の多義性・多様性
*アニメーションにおける専門分化と統合化
*アニメーション研究の範疇・対象
*アニメーション研究の方法
日本アニメーション学会理論研究部会第1回ラウンドテーブルに参加を希望される場合は、資料準備の都合上、7月29日(金)までに下記の参加申込書にご記入の上、theory@jsas.net 宛てにご返信くださいますようお願いいたします。
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■日本アニメーション学会理論研究部会第1回ラウンドテーブル 参加申込書
mail to: theory@jsas.net
□:出席 □:コアタイム出席
□:会員 □:会員外(社会人) □:会員外(学生)
(いずれかに印を付けてください)
氏名:
住所:
メール:
※資料準備の都合上、7月29日(金)までにご返信くださいます ようお願いいたします。
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