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学会活動アーカイブ
カテゴリー:理論研究部会
2023.09.27 カテゴリー:心理研究部会,教育研究部会,理論研究部会
昼間行雄(教育研究部会主査)
「理論・心理・教育の3研究部会合同研究会」を10月8日(日)に開催いたします。
企画趣旨
アニメーション学会が創立25年を迎えた今日までに、さまざまな研究領域でアニメーションの研究が行われてきた。理論・心理・教育の3研究部会では、現在までのそれぞれの研究会の活動を振り返ると、他の研究会との接点を見出せる研究内容が存在する事も分かってきた。そこで、今回の合同研究会では3研究部会からそれぞれの研究の振り返りや現在の研究課題を発表し、その後に研究会活動をさらに活性化させるための接点を探るディスカッションを行う。
概要
日時:2023年(令和5年)10月8日(日曜日) 13:00~15:30(zoomを使用したオンライン開催)
参加費:無料
参加登録:参加をご希望される方は、10月6日(金曜日)までに下の参加登録フォームに必要事項をご記入ください。
https://forms.gle/yCBApmYwYuoBRajq7
登録後、ご記入いただいたメールアドレスに参加用URLをご案内いたします。
日本アニメーション学会 教育研究部会主査:昼間行雄
連絡先:昼間行雄(y-hiruma@bunka.ac.jp:@を@に変えてください)
3研究部会合同研究会プログラム
13:00~
開催挨拶
13:10~13:40
理論研究部会「学会研究事業活動と理論研究部会の25年[全長版]」
パネリスト:小出正志
13:45~14:15
心理研究部会「アニメーション実習授業に対する自己調整学習導入の試み」
パネリスト:野村康治・野村建太
14:20~14:50
教育研究部会「アニメーションの専門教育と教育普及〜その振返りと展望」
パネリスト:昼間行雄
14:50~14:55
休憩
14:55~15:30
ディスカッション(質疑応答を含みます)
野村康治・野村建太・小出正志・昼間行雄
15:30
終了
2021.08.04 カテゴリー:理論研究部会,研究部会活動
理論研究部会主査 小出正志
時下ますますご清栄のこととお慶び申しあげます。
本年度理論研究部会第1回研究会に多数ご参加いただきありがとうございました。
さて下記の通り、本年度理論研究部会第2回研究会を開催しますのでご案内します。
今回は開志専門職大学の謝振威会員に修士研究にもとづいてご発表いただきます。
アニメーションとその研究に関心をお持ちの方々のご参加をお待ちしております。
第1回研究会同様に新型コロナウィルス感染症対策のため、ビデオ会議アプリケーションを用いたオンライン研究会とて開催します。
システムの上の参加人数には十分な余裕がありますが、参加のための招待メールを事前にお送りする関係で、事前申込制とさせていただきます。
会員・非会員を問わず、8月12日(木)までに参加申し込みをお送りください。
記
■日本アニメーション学会理論研究部会 2021年度第2回研究会
●日時:2021年8月14日(土)14時00分~17時00分(質疑応答・休憩時間等を含む)
●テーマ:日本アニメを通した戦後日本の「ヒロイズム」と「価値観」に関する考察
●概要:
日本アニメは、日本文化の重要な一要素であり、アニメ作品を通して、海外の人々(特に若者)にその「ヒロイズム」や「価値観」を発信し、影響を与えてきた。
日本の「ヒロイズム」、また日本の「価値観」を論じる時に、「武士道」の影響を無視して論じることができないだろう。
本研究では、日本アニメにおける代表作及びその中の人気アニメヒーローのキャラクターを中心に、「武士道」の表れと社会的価値を考察する。
また、戦後日本の社会の変遷及び日本アニメ(特に、三つのアニメブーム及びその代表的な作品)に反映された表現を通して、戦後日本の「ヒロイズム」と「価値観」を研究する。
その上で、日本アニメにおけるオタク文化の発展史及びその内容を通して、現在の日本社会における新たな「ヒロイズム」及びその特徴を探し求める。
●発表者:謝振威会員/開志専門職大学
●ビデオ会議アプリケーション:Google Meet使用(提供:東京造形大学)
※申込者には事前にGoogle Meetの招待メールを差しあげます。
●参加費:無料
※参加に際しての機材や通信費等は各自でご負担ください。
●事前申し込み制
※Google Meetの招待をお送りする関係で、事前申込制とします。
※参加可能人数が十分なため、受付には特に会員・非会員の差を設けません。
●2021年度第3回研究会の予告
日時:2021年9月 ※日時は決まり次第お知らせします。
発表者:グェン イラン会員/東京芸術大学(予定)
2021年度日本アニメーション学会理論研究部会第2回研究会に参加を希望される場合は、
8月12日(木)23時59分までに下記の参加申込書にご記入の上、
11sig_theory@jsas.net 宛(@を@に変えてください)にご返信ください。
開始までにGoogle Meetの招待メールをお送りします。
—————————— キリトリセン ——————————–
■2021年度日本アニメーション学会理論研究部会第2回研究会 参加申込書
※mail to: 11sig_theory@jsas.net(@を@に変えてください)
□:参加します
□:会員
□:会員外(社会人)
□:会員外(学生)
氏 名:________________
所 属:________________
メール:________________
※8月12日(木)23時59分までにお申し込みください。
—————————— キリトリセン ——————————–
2021.07.06 カテゴリー:理論研究部会,研究部会活動
理論研究部会主査 小出正志
時下ますますご清栄のこととお慶び申しあげます。
下記の通り、本年度理論研究部会第1回研究会を開催します。
今回は名古屋大学人文学研究科博士後期課程の林緑子さんに「アニメーションサークル」についてご発表いただきます。
アニメーションとその研究に関心をお持ちの方々のご参加をお待ちしております。
昨年度に引き続き、新型コロナウィルス感染症対策のため、ビデオ会議アプリケーションを用いたオンライン研究会とて開催します。
システムの上の参加人数には十分な余裕がありますが、参加のための招待メールを事前にお送りする関係で、事前申込制とさせていただきます。
会員・非会員を問わず、7月30日(金)までに参加申し込みをお送りください。
記
■日本アニメーション学会理論研究部会 2021年度第1回研究会
●日時:2021年7月31日(土)14時00分〜16時30分(質疑応答・休憩時間等を含む)
●テーマ:「アニメーションサークル―—文化サークル史とアニメーション文化史の再考」
●概要:
本発表の目的は、アニメーションサークルの特徴を明らかにした上で、日本のアニメーション文化史の再考と文化サークル史への位置付けを行うことである。
従来の日本のアニメーション研究は商業アニメと著名作家の短編作品の分析が中心であり、アニメーションのファン文化研究では商業アニメのファンとしての70年代後半以降の男女ファンの分析が中心だった。
一方、1960年代後半から国内外で制作された様々なアニメーションを好むファンの動向が国内で起き、国内各地にアニメーションサークルが発足している。
彼ら・彼女らは受容・上映・制作の側面における活動を通じて、商業アニメとも関連しながら異なる文脈で日本のアニメーション文化を支えてきた。この事実はこれまでの研究史からは見過ごされている。
本研究は、従来の研究とは異なる観点から、アニメーション文化史の研究に貢献したい。
●発表者:林緑子氏/名古屋大学人文学研究科博士後期課程
●ビデオ会議アプリケーション:Google Meet使用(提供:東京造形大学)
※申込者には事前にGoogle Meetの招待メールを差しあげます。
●参加費:無料
※参加に際しての機材や通信費等は各自でご負担ください。
●事前申し込み制
※Google Meetの招待をお送りする関係で、事前申込制とします。
※参加可能人数が十分なため、受付には特に会員・非会員の差を設けません。
●オンライン交流会
終了後、17時頃よりオンライン交流会(フリートーク)の開催を計画しております。
●2021年度第2回研究会の予告
日時:2021年8月14日(土)午後2時〜
発表者:謝振威会員/開志専門職大学
2021年度日本アニメーション学会理論研究部会第1回研究会に参加を希望される場合は、
7月30日(金)23時59分までに下記の参加申込書にご記入の上、
11sig_theory@jsas.net 宛(@を@に変えてください)にご返信ください。
開始までにGoogle Meetの招待メールをお送りします。
—————————— キリトリセン ——————————–
■2021年度日本アニメーション学会理論研究部会第1回研究会 参加申込書
※mail to: 11sig_theory@jsas.net(@を@に変えてください)
□:参加します
□:会員
□:会員外(社会人)
□:会員外(学生)
氏 名:________________
所 属:________________
メール:________________
※7月30日(金)23時59分までにお申し込みください。
—————————— キリトリセン ——————————–
2020.08.12 カテゴリー:理論研究部会,研究部会活動
時下ますますご清栄のこととお慶び申しあげます。
下記の通り、本年度理論研究部会第2回研究会を開催します。
今回は先頃『フライシャー兄弟の映像的志向――混淆するアニメーションとその空間』を上梓された宮本裕子会員をお招きし、自著を元にご発表いただきます。
アニメーションの理論研究や歴史研究ほか、広くアニメーションとその研究に関心をお持ちの方々のご参加をお待ちしております。
前回に引き続き、新型コロナウィルス感染症対策のためウェブ会議システムを用いたオンライン研究会とて開催します。
システムの上の参加人数には十分な余裕がありますが、参加のための招待メールを事前にお送りする関係で、事前申込制とさせていただきます。
会員・非会員を問わず、9月4日(金)までに参加申し込みをお送りください。
記
■日本アニメーション学会理論研究部会 2020年度第2回研究会
●日時:2020年9月5日(土)14時00分~17時00分(質疑応答・休憩時間等を含む)
※使用するウェブ会議システムの仕様上、特に研究会開始前の「開場時刻」を設けておりません。
●テーマ:『フライシャー兄弟の映像的志向――混淆するアニメーションとその空間』刊行に際する著者発表・解説
●概要:
『フライシャー兄弟の映像的志向――混淆するアニメーションとその空間』(水声社)は、アメリカを代表するアニメーション制作者であるフライシャー兄弟の仕事を、実写とアニメーションを始めとする映像的な混淆という観点からまとめ、さらに文化的な背景との関係を探った研究書です。6月に刊行された本書に関して、著者本人による発表と解説を行います。
●発表者:宮本裕子会員/明治学院大学言語文化研究所、明治学院大学・東京造形大学・法政大学非常勤講師
●ウェブ会議システム:Google Meet(提供:東京造形大学)
※申込者には事前にGoogle Meetの招待メールを差しあげます。
●参加費:無料
※参加に際しての機材や通信費等は各自でご負担ください。
●事前申し込み制
※今回はウェブ会議システムの招待をする関係で、事前申込制とします。
※参加可能人数が十分なため、会員・非会員の受付には特に差を設けません。
2020年度日本アニメーション学会理論研究部会第2回研究会に参加を希望される場合は、
9月4日(金)23時59分までに下記の参加申込書にご記入の上、
11sig_theory@jsas.net 宛(@を@に変えてください)にご返信ください。
開始までにGoogle Meetの招待メールをお送りします。
—————————— キリトリセン ——————————–
■2020年度日本アニメーション学会理論研究部会第2回研究会 参加申込書
※mail to: 11sig_theory@jsas.net(@を@に変えてください)
□:参加します
□:会員
□:会員外(社会人)
□:会員外(学生)
氏 名:________________
所 属:________________
メール:________________
※9月4日(金)23時59分までにお申し込みください。
—————————— キリトリセン ——————————–
2020.07.30 カテゴリー:教育研究部会,理論研究部会
日本アニメーション学会
理論研究部会2020年度第1回研究会・教育研究部会2020年度第1回研究会
合同研究会開催のご案内
時下ますますご清栄のこととお慶び申しあげます。
下記の通り、本年度理論研究部会第1回研究会と教育研究部会第1回研究会の合同研究会を開催します。アニメーションの研究と教育など、広くアニメーションとその研究に関心をお持ちの方々のご参加をお待ちしております。
新型コロナウィルス感染症対策のためウェブ会議システムを用いたオンライン研究会としての開催となります。システムの上の参加人数には十分な余裕がありますが、参加のための招待メールを事前にお送りする関係で、事前申込制とさせていただきます。
会員・非会員を問わず、8月14日(金)までに参加申し込みをお送りください。
記
■2020年度 日本アニメーション学会理論研究部会 第1回研究会・教育研究部会第1回研究会合同研究会
●日時:2020年8月15日(土)14時00分~17時00分(質疑応答・意見交換・情報交換等を含む)
※開場:13時50分
●テーマ:遠隔授業によるアニメーション専門教育の実際と問題点
●概要:
昨年度まで理論研究部会・教育研究部会合同で、アニメーションの専門教育現場での様々な問題点を抽出し、アニメーションの教科書について、カリキュラムについて、講義系、技術系の授業について等々を、いろいろな視点から考察してきた。このテーマは、今年度も合同研究会で継続していきたいと考えている。
さて、2020年度最初の研究会は、アニメーションの専門教育の現場でどのような遠隔授業の取り組みがなされているのか、そこでの問題点は何かを考える事例研究の場としたい。新型コロナウィルス感染防止対策として、今年度4月の最初からほとんどの大学がネットによる遠隔授業を行うこととなった。特に講義系の授業では、教室での授業とは異なる資料の取り扱いやネットを介した資料映像の提示方法をどうするかなど、実技系の授業では、映像を介しての説明や制作指導の方法をどうするかなどが検討され、現在も教員それぞれの遠隔での授業の取り組みが行われている。
今回は、実技系、講義系の授業での遠隔授業の実際について、話題提供者による報告と質疑応答、ディスカッション(意見交換・情報交換)を行う。
●話題提供者:
小出正志(東京造形大学)
昼間行雄(文化学園大学)
●コメンテーター:
志田陽子(武蔵野美術大学)
●ウェブ会議システム:Google Meet(提供:東京造形大学)
※申込者には事前にGoogle Meetの招待メールを差しあげます。
●参加費:無料
※参加に際しての機材や通信費等は各自でご負担ください。
●事前申し込み制
※今回はウェブ会議システムの招待メールを送る関係で、事前申込制とします。
※参加可能人数が十分なため、会員・非会員の受付には特に差を設けません。
2020年度日本アニメーション学会理論研究部会第1回・教育研究部会第1回合同研究会に参加を希望される場合は、8月14日(金)23時59分までに下記の参加申込書にご記入の上、11sig_theory@jsas.net 宛(@を@に変えてください)にご返信ください。開始までにGoogle Meetの招待メールをお送りします。
—————————— キリトリセン ——————————–
■2020年度日本アニメーション学会理論研究部会第1回・教育研究部会第1回合同研究会 参加申込書
※mail to: 11sig_theory@jsas.net(@を@に変えてください)
□:参加します
□:会員
□:会員外(社会人)
□:会員外(学生)
氏 名:________________
所 属:________________
メール:________________
※8月14日(金)23時59分までにお申し込みください。
—————————— キリトリセン ——————————–
2020.02.13 カテゴリー:理論研究部会,研究部会活動
去る2月9日、長年に渡り本学会理事や副会長などを歴任された大阪芸術大学の遠藤賢治会員が急逝されました。あまりに突然のことで言葉もありません。
遠藤先生は学会創立以前からアニメーション研究の発展に尽力された大切な友人であり同じ志の仲間でした。先生を失ったことは本学会に留まることなく、各分野各方面に計り知れないほど大きな損失であると思います。生前の先生のご貢献に感謝しまたご功績を讃え、謹んで感謝の意と哀悼の意を捧げたいと思います。
遠藤先生が西日本支部の研究会を活発に催され、それに負けないように東京でも研究会活動の活性化に務めてきたつもりですが、今後も先生の志を受け継ぎ、アニメーション研究の発展に努力したいと思います。
理論研究部会主査 小出正志
*
下記の通り、2019年度理論研究部会第7回研究会を開催いたします。
今回は昨年10月開催の2019年度第5回研究会で波多野哲朗名誉会員にご発表いただいた「アニメーションにおける「動き」について」を受けて、東京工芸大学の権藤俊司会員にご発表いただきます。
アニメーション研究に広く関心をお持ちの方々のご参加をお待ちしております。
会場の収容人数に限りがありますので、原則として事前申込制とさせていただきます。
会員優先申し込みとし、1週間前(2月23日・日曜)から会員外の参加申し込みも受け付けます。
記
■2019年度 日本アニメーション学会理論研究部会 第7回研究会
●発表タイトル:リミテッドアニメーション再訪
●発表者:権藤 俊司(東京工芸大学芸術学部アニメーション学科)
●発表概要:
0.導入
「リミテッドアニメーション」とは何か。
日本の商業アニメーションを論じる場合、『鉄腕アトム』(1963~66)が週30分のテレビ放送の必要性からリミテッドアニメーションを「発明」したとする言説がしばしば見られ、その中でリミテッドアニメーションは「3コマ撮り」「止め絵」「口パク」等の省力手段を束ねた製作技法であると理解される。
これに対して、「本来の」リミテッドアニメーションは1950年代アメリカの劇場短編映画においてUPAスタジオが開拓したモダンスタイルを指すとの主張も一方では存在し、日米の相違や影響関係についてはアニメーション史の中で様々な論議の対象となってきた。
今回の発表では、この二者とは異なるいくつかの時代・領域に注目し、リミテッドアニメーションがどのように実践あるいは受容されていたかを検証することによって、その概念の整理と拡張の可能性を探りたいと考える。
1.初期テレビシリーズ
1950年代末以降、ハンナ・バーベラプロダクションはテレビアニメーションの分野で大きな商業的成功を収め、その要因としてUPAのリミテッドアニメーションスタイルをテレビシリーズの製作手法として適応させたことが指摘されている。
だが、ハンナ・バーベラ参入以前のテレビシリーズを今日改めて見たとき、ハンナ・バーベラとは異質なリミテッドアニメーションの実践があったことが判明する。『Crusader Rabbit』(1950)や『Winky Dink and You』(1953)等の映像分析によって、その意義を考察する。
2.初期テレビCM
日本のテレビ史がそうであったように、アメリカのテレビ放送草創期におけるアニメーションCMの重要性は注目すべき現象である。
当時、リミテッドアニメーションはテレビCM製作に適した技法であるとの認識がテレビ業界内に存在していた。
その理由が何であったかを探る手がかりとして、1940年代末から1950年代のテレビ業界誌の分析を行い、CM製作者たちが「リミテッドアニメーション」と「フルアニメーション」をどのように対置し、運用していたかを検証する。
3.プロパガンダアニメーション
第二次大戦時にディズニーをはじめとする商業スタジオは戦時プロパガンダアニメーションや訓練映画の製作に従事した。娯楽作品とは異なる要求と条件のもとで生みだされたそれらの作品のいくつかは、戦後に発展するリミテッドアニメーションの先駆として評価されている。
今回は具体例としてハブリーの『Flat Hatting』(1944)等を分析し、そのスタイルの特質を考察する。
4.初期セルアニメーション
リミテッドアニメーションの特徴とされる要素の多くは、1914年にセルアニメーションが発明された時点で既に存在する。
セルアニメーション発明者のアール・ハードによる特許文書やE.G.ルッツの教本『Animated Cartoons: How They Are Made, Their Origin and Development』(1920)を分析し、それを明らかにしたい。
5.その他の話題
・ディズニーの「Baby Weems」(1941)
・スライドショー/紙芝居/絵本とリミテッドアニメーション
・「stylized animation」「simplified animation」
・1950年代の日本のテレビ番組
●日時:2020年3月1日(日)14時00分~17時00分
開場:13時45分
※会場準備の都合上、開場時刻以降にお越しください。
●会場:東京造形大学原宿サテライト
東京都渋谷区神宮前2-32-5「BPRスクエア神宮前1」6F
◎交通アクセス:
JR山手線「原宿駅」徒歩9分
東京メトロ千代田線「明治神宮前」駅徒歩6分
※会場地図希望の場合は参加申込書の該当欄に印を付けてください。
●定員25名
今回は会場収容人数の関係で会員優先・事前申込制となります。
2019年度日本アニメーション学会理論研究部会第7回研究会に参加を希望される場合は、
3月1日(日)0時00分までに下記の参加申込書にご記入の上、
11sig_theory@jsas.net 宛(@を@に変えてください)にご返信ください。
2月23日(日)からは会員外の申し込みも受け付けますので、参加を希望される会員の方はお早めにお申し込みください。
受信後に受付確認をお送りします。
—————————— キリトリセン ——————————–
■2019年度日本アニメーション学会理論研究部会第7回研究会 参加申込書
※mail to: 11sig_theory@jsas.net(@を@に変えてください)
□:参加します
□:会員
□:会員外(社会人)
□:会員外(学生)
□:会場地図希望
氏 名:________________
所 属:________________
メール:________________
※3月1日(日)0時00分までにお送りください。
—————————— キリトリセン ——————————–
2020.01.04 カテゴリー:理論研究部会,研究部会活動
●日本アニメーション学会 理論研究部会
2019年度 第6回研究会開催のご案内
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
下記の通り、2019年度理論研究部会第6回研究会を開催いたします。
今回は昨年9月開催2019年度第4回研究会で取りあげた『日本のアニメーションはいかにして成立したのか』の「戦後編」に続く「現代編」となります。
同じく著者の西村智弘先生にご著書をもとにご発表いただきます。
アニメーション研究に広く関心をお持ちの方々のご参加をお待ちしております。
会場の収容人数に限りがありますので、原則として事前申込制とさせていただきます。
会員優先申し込みとし、3日前(1月9日木曜)から会員外の参加申し込みも受け付けます。
記
■2019年度 日本アニメーション学会理論研究部会 第6回研究会
●発表タイトル:日本のアニメーションはいかにして成立したのか(現代編)
●発表者:西村 智弘(美術評論家、映像評論家・映像研究者/東京造形大学)
●発表概要:
現代編では、主に1990年代以降のアートアニメーションを取り上げる。
今日、アートアニメーションという言葉はほとんど使われなくなったが、90年代後半から2000年代にかけて流行現象になり、一般に普及していた。ただしアートアニメーションは和製英語で、日本でしか使われない言葉である。
いったいなにがアートなのか、どの作品がアートアニメーションであるのかが曖昧なため、この名称に批判的な作家や評論家も少なくなった。
少なくとも当時、アートアニメーションには二通りの使い方があった。ひとつは日本の作品に使う場合で、主に個人による自主制作アニメーションを指していた。もうひとつは外国の作品に使う場合で、カートゥーン・アニメーション以外のオルタナティブな作品を指していた。いずれにしてもアートアニメーションは、商業的な漫画のアニメに対立する言葉であった。結局アートアニメーションは、日本のアニメーションの特殊な状況、アニメーションの主流がテレビにおけるマンガのアニメであるという状況が生みだした言葉であった。
今日でもアートアニメーションという言葉が使われることがあるのは、この言葉に代わるものがないからである。結局、アートアニメーションの問題はいまだに解決されていないのであり、現代のアニメーションに問題を投げかけている。わたしはアートアニメーションの歴史を振り返ることで、問題の所存を明らかにしたい。(西村智弘)
●参考
◎西村智弘『日本のアニメーションはいかにして成立したのか』
http://www.shinwasha.com/
◎『読売新聞』に掲載された書評
https://www.yomiuri.co.jp/culture/book/review/20190129-OYT8T50076/
◎『キネマ旬報』に掲載された書評
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10214200761760638&set=a.10204818790897230&type=3&theater
●日時:2020年1月12日(日)14時00分~17時00分
開場:13時45分
※会場準備の都合上、開場時刻以降にお越しください。
●会場:東京造形大学原宿サテライト
東京都渋谷区神宮前2-32-5「BPRスクエア神宮前1」6F
◎交通アクセス:
JR山手線「原宿駅」徒歩9分
東京メトロ千代田線「明治神宮前」駅徒歩6分
※会場地図希望の場合は参加申込書の該当欄に印を付けてください。
●定員25名
今回は会場収容人数の関係で会員優先・事前申込制となります。
2019年度日本アニメーション学会理論研究部会第6回研究会に参加を希望される場合は、
1月11日(土)23時59分までに下記の参加申込書にご記入の上、
11sig_theory@jsas.net 宛(@を@に変えてください)にご返信ください。
1月9日(木)からは会員外の申し込みも受け付けますので、参加を希望される会員の方はお早めにお申し込みください。
受信後に受付確認をお送りします。
—————————— キリトリセン ——————————–
■2019年度日本アニメーション学会理論研究部会第6回研究会 参加申込書
※mail to: 11sig_theory@jsas.net(@を@に変えてください)
□:参加します
□:会員
□:会員外(社会人)
□:会員外(学生)
□:会場地図希望
氏 名:________________
所 属:________________
メール:________________
※1月11日(土)23時59分までにお送りください。
2019.09.17 カテゴリー:理論研究部会,研究部会活動
●2019年度 日本アニメーション学会 理論研究部会 第5回研究会開催のご案内
時下ますますご清栄のこととお慶び申しあげます。
下記の通り、本年度理論研究部会第5回研究会を開催いたします。
今回は名誉会員の波多野哲朗先生(東京造形大学名誉教授、元・本学会副会長、元・日本映像学会会長)に、アニメーションにおける「動き」についてご発表いただきます。
アニメーション研究に広く関心をお持ちの方々のご参加をお待ちしております。
会場の収容人数に限りがありますので、原則として事前申込制とさせていただきます。
会員優先申し込みとし、開催10日前の9月25日(水)以降、会員外の参加申し込みを受け付けます。
なお会員同伴の非会員の方は会員1名に付き非会員2名まで優先枠で受け付けます。
記
■日本アニメーション学会理論研究部会 2019年度 第5回研究会
●発表タイトル:アニメーションにおける「動き」について
●発表者:波多野哲朗(芸術理論・映像理論の研究/東京造形大学)
●発表概要:
アニメーションはこれまで、静止した図や立体に動き(運動)を与えるものとして語られ、定義づけられてきた。しかしアニメーションの歴史は、十全な動きの再現を志向するフル・アニメーションから、むしろそうした具体的な動きを制御するリミテッド・アニメーションへと向かってきた。それはなぜなのか?経済的な理由からではなく、アニメーションの本質論として考えてみたい。
●日時:2019年10月5日(土)14時00分~17時00分
開場:13時45分
※会場準備の都合上、開場時刻以降にお越しください。
●会場:東京造形大学原宿サテライト
東京都渋谷区神宮前2-32-5「BPRスクエア神宮前1」6F
◎交通アクセス:
JR山手線「原宿駅」徒歩9分
東京メトロ千代田線「明治神宮前」駅徒歩6分
※会場地図希望の場合は参加申込書の該当欄に印を付けてください。
●定員25名
今回は会場収容人数の関係で会員優先・事前申込制となります。
2019年度日本アニメーション学会理論研究部会第5回研究会に参加を希望される場合は、
10月4日(金)18時00分までに下記の参加申込書にご記入の上、
11sig_theory(at)jsas.net 宛( (at)を@に変えてください )にご返信ください。
9月25日(水)からは会員外の申し込みも受け付けますので、参加を希望される会員の方はお早めにお申し込みください。
9月28日(土)以降、順次受付確認をお送りします。
—————————— キリトリセン ——————————–
■日本アニメーション学会理論研究部会 2019年度 第5回研究会 参加申込書
※mail to: 11sig_theory(at)jsas.net( (at)を@に変えてください )
□:参加します
□:会員
□:会員外(社会人)
□:会員外(学生)
□:会場地図希望
氏 名:________________
所 属:________________
メール:________________
会員同伴者氏名:________________
□:会員外(社会人)
□:会員外(学生)
会員同伴者氏名:________________
□:会員外(社会人)
□:会員外(学生)
※該当箇所の □ を ◎ に変えてください。
※10月4日(金)18時00分までにお送りください。
—————————— キリトリセン ——————————–
2019.09.02 カテゴリー:理論研究部会,研究部会活動
●2019年度 日本アニメーション学会 理論研究部会 第4回研究会開催のご案内
時下ますますご清栄のこととお慶び申しあげます。
下記の通り、本年度理論研究部会第4回研究会を開催いたします。
今回は昨年度第2回研究会で取りあげた『日本のアニメーションはいかにして成立したのか』の「戦前編」に続く「戦後編」となります。
同じく著者の西村智弘先生にご著書をもとにご発表いただきます。
アニメーション研究に広く関心をお持ちの方々のご参加をお待ちしております。
会場の収容人数に限りがありますので、原則として事前申込制とさせていただきます。
会員優先申し込みとし、9月7日(土)以降、会員外の参加申し込みを受け付けます。
記
■2019年度 日本アニメーション学会理論研究部会 第4回研究会
●発表タイトル:日本のアニメーションはいかにして成立したのか(戦後編)
●発表者:西村 智弘(美術評論家、映像評論家・映像研究者/東京造形大学)
●発表概要:
戦後の日本では、しばらくのあいだアニメーションという言葉が一般的ではなかった。使われていたのは漫画映画、影絵映画、人形映画などの個別的な名称で、これらは戦前から継承された言葉だった。アニメーションという言葉が使われたのは1950年代半ば頃からである。日本でアニメーションはいかにして生まれ、どのように発展していったのか。この言葉の変遷を改めて検証してみたい。
西村智弘『日本のアニメーションはいかにして成立したのか』
↓http://www.shinwasha.com/『読売新聞』に掲載された書評
↓https://www.yomiuri.co.jp/culture/book/review/20190129-OYT8T50076/『キネマ旬報』に掲載された書評
↓https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10214200761760638&set=a.10204818790897230&type=3&theater
●日時:2019年9月14日(土)14時00分~17時00分
開場:13時45分
※会場準備の都合上、開場時刻以降にお越しください。
●会場:東京造形大学原宿サテライト
東京都渋谷区神宮前2-32-5「BPRスクエア神宮前1」6F
◎交通アクセス:
JR山手線「原宿駅」徒歩9分
東京メトロ千代田線「明治神宮前」駅徒歩6分
※会場地図希望の場合は参加申込書の該当欄に印を付けてください。
●定員25名
今回は会場収容人数の関係で会員優先・事前申込制となります。
2019年度日本アニメーション学会理論研究部会第4回研究会に参加を希望される場合は、
9月13日(金)18時00分までに下記の参加申込書にご記入の上、
11sig_theory@jsas.net 宛(@を@に変えてください)にご返信ください。
9月7日(土)からは会員外の申し込みも受け付けますので、参加を希望される会員の方はお早めにお申し込みください。
受信後に受付確認をお送りします。
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■2019年度日本アニメーション学会理論研究部会第4回研究会 参加申込書
※mail to: 11sig_theory@jsas.net(@を@に変えてください)
□:参加します
□:会員
□:会員外(社会人)
□:会員外(学生)
□:会場地図希望
氏 名:________________
所 属:________________
メール:________________
※9月13日(金)18時00分までにお送りください。
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2019.07.13 カテゴリー:教育研究部会,理論研究部会,研究部会活動
日本アニメーション学会理論研究部会 2019年度第3回研究会
日本アニメーション学会教育研究部会 2019年度第2回研究会
合同研究会開催のご案内【第2報】
時下ますますご清栄のこととお慶び申しあげます。
下記の通り、本年度理論研究部会第3回研究会と教育研究部会第2回研究会の合同研究会を開催します。
先にお送りした「第1報」では第1部を理論研究部会、第2部を教育研究部会の二部構成、二研究会同日開催とご案内しましたが、その後同一テーマ・登壇者による合同研究会と改めました。
当初は両研究会で「理論の教育(特に実技系大学における)、あるいは作り手(作り手の養成を含む)にとっての理論(または理論研究)はどのような意味を持つのか」という問題について、理論と教育の両研究部会の立場から扱うことを考えておりました。
運営者や発表者など関係者と意見を交わす中で、本来はアニメーションに限らず芸術作品の制作一般に関わる問題であり、必ずしもアニメーション理論の研究会が正面から取り組むべきテーマではなく、またアニメーション教育の問題に限定することにも無理があるような問題、アニメーションの理論研究とは直接関係ないともいえるこの問題やテーマが、理論研究部会と教育研究部会とが合同で研究会を開くときに、その接点に浮上する問題意識の一つだったのだということが再認識され、改めて理論と教育を個別に開き、単なる同日開催ということではなく、改めてその意味を考え直し両研究会合同で一つの研究会を開くこととしました。
アニメーションの研究と教育、あるいは制作などを含み、広くアニメーションとその研究に関心をお持ちの方々のご参加をお待ちしております。
会場の収容人数に限りがありますので、事前申込制とさせていただきます。
会員優先申し込みとし、7月16日(火)以降、会員外の参加申し込みを受け付けます。
記
■2019年度 日本アニメーション学会理論研究部会 第3回研究会
教育研究部会 第2回研究会
合同研究会
●日時:2019年7月21日(日)14時00分~17時00分
開場:13時45分 ※会場準備の都合上、開場時刻以降にお越しください。
●テーマ:アニメーションの実技教育における「理論」の授業
鼎談:波多野哲朗(東京造形大学名誉教授、日本アニメーション学会名誉会員、日本映画学会名誉顧問)
小出正志(東京造形大学教授、日本アニメーション学会会長・理論研究部会主査)
昼間行雄(文化学園大学教授、日本アニメーション学会理事・教育研究部会主査)
概要:
日本では、アニメーションの専門教育が大学で始まって、約15年が経過した。その教育現場では、専門的な技術習得のための実技教育は盛んであるが、では、理論についての教育の明確な位置付けはどのように行われ、どのような授業が行われてきたのであろうか。
今回の鼎談では、実技教育が重視されるアニメーションの専門教育での「理論」の授業の位置付けを再考察する。
問題提起:
「仕事の現場は、直感で処理すべきである。現場は、理論などを考える場所ではない。理論は平常において考えておくべきものである。理論の勉強は、現場におけるあらゆる咄嗟の場合に、正しい直観や判断を以て対処し得る能力を養うための下準備とも考えられる。」(伊丹万作 洛北通信・古い手帳から)
戦前に活躍した映画監督の伊丹万作は、実際の映画制作上で必要となる理論を自身で編纂しようとしていた、日本の映画実作者の中では希有な存在であった。
戦後の日本映画の復興期から現在まで、制作現場の側からまとめられている映画の理論書は(ごく最近になって芸大大学院等の教育機関で授業を担当している映画監督の黒沢清や青山真治などが一部を執筆している例はあるが)、日本ではまったく存在していない。
美術系の大学に限らず、いろいろな大学で映像やアニメーションを扱う学科や専攻、コース等が増えている。しかし多くは、それまでに存在する同様の学科やコースと同じく、実技教育が重視され、さらに、一般教養的な講義系授業と、制作の下支えとなる理論を講義する授業とが混同されている感も強く感じる。
本鼎談は、長らく映像の専門教育の現場で教鞭を取られてきた波多野先生を交えて、現在、アニメーションの専門教育に携わる小出先生と昼間が、現在の授業を振り返り、さらに今後の専門教育での授業での制作の下支えとなる「理論」に関する授業の位置付けを再考察する。
●会場:東京造形大学原宿サテライト
東京都渋谷区神宮前2-32-5「BPRスクエア神宮前1」6F
◎交通アクセス:
JR山手線「原宿駅」徒歩9分
東京メトロ千代田線「明治神宮前」駅徒歩6分
※受付確認後に地図をお送りします。
●定員25名
今回は会場収容人数の関係で会員優先・事前申込制となります。
2019年度日本アニメーション学会理論研究部会第3回・教育研究部会第2回研究会に参加を希望される場合は、
7月19日(金)0時00分までに下記の参加申込書にご記入の上、
11sig_theory@jsas.net 宛(@を@に変えてください)にご返信ください。
7月16日(火)からは会員外の申し込みも受け付けますので、参加を希望される会員の方はお早めにお申し込みください。
7月19日(金)までに受付確認を返信します。
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■2019年度日本アニメーション学会理論研究部会第3回・教育研究部会第2回研究会 参加申込書
※mail to: 11sig_theory@jsas.net(@を@に変えてください)
□:参加します
□:会員
□:会員外(社会人)
□:会員外(学生)
氏 名:________________
所 属:________________
メール:________________
※7月19日(金)0時00分までにご返信ください。
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