キム・ジュニアン会員(研究・教育委員会)
2008年に単著『密やかな教育:〈やおい・ボーイズラブ〉前史』を発表し、少女マンガ、とりわけBLに関する学術的議論と社会的理解を進展させた著者の石田美紀氏(本学会会員)が2020年12月に新著『アニメと声優のメディア史: なぜ女性が少年を演じるのか』を発表しました。日本のアニメにおける声とそれを演じる声優にフォーカスを当てる本書は、戦前まで遡り、ラジオやテレビジョンなど様々なメディアを横断しながら現在の声優ブームに至る声の社会的・美学的問題が幅広く考察されています。その考察は、日本のアニメに限らないアニメーションの歴史、戦後日本における占領期政策、関係者へのインタビュー、アニメ中間素材分析、ジェンダー論など多彩な研究方法を用いています。オンライン方式の本研究会では著者の石田美紀氏とナビゲーターの萱間隆氏お二人を招き、本書で議論されている内容やその研究の過程について話し合い意見の交換を行います。
登壇者:石田美紀、萱間隆
主催:日本アニメーション学会研究・教育委員会
日時:2021年2月6日(土)14時~16時
会場(オンライン):Zoom
参加のお申込:https://forms.gle/CZ19ekSZn7nmrg7D9 (こちらのGoogleフォームにてお申込ください)
※お申込の際ご登録のメールアドレス宛にZoomミーティングID及びパスコードを締切の翌日にお知らせいたします。メールが届いていない際には迷惑メールボックスをご確認の上、お問い合わせください。
※学会会員以外の方も参加可能です。
お申込締切:2021年2月4日(木)
お問い合わせ:study@jsas.net (@を@に変えてください)