「秋の研究集会@新千歳 2019」のご案内
今年も日本アニメーション学会では、会員による研究発表と意見交換の場として『秋の研究集会』を開催いたします。三回目となる今回も本学会が後援する『新千歳空港国際アニメーション映画祭2019(会期:11月1日(金)~4日(月・祝)』との連携企画として、映画祭期間中に新千歳空港国際線多目的ホール・セミナールームで行います。学会員以外の方も自由にご参加頂ける公開研究集会として実施されますので、映画祭に出品しているアニメーション作家の方々や、一般の方々の参加も期待できるでしょう。
今回の研究集会は、二部構成になっており、第一部は北海道のアニメーション制作会社、(株)アレクトさまに「北海道のアニメーション制作現場におけるモーションキャプチャーの未来図」と題し、制作現場での現状・展望等を紹介して頂きます。第二部では学会員による8件の研究発表があります。こちらも様々な分野・学術領域からアニメーションを考える発表となっており、学会の大会とは一味違ったユニークなテーマも含まれています。
映画祭と連携しつつ、学会発表の場を、学会員以外の方々にも公開し、自由に討論の場を設ける試みを通じて、アニメーション研究の活性化に貢献できれば幸いです。
みなさまお誘いの上ぜひご参加ください。
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「秋の研究集会@新千歳 2019」
◎日時:2018年11月3日((日)・文化の日)13:00~18:00
◎会場:新千歳空港国際線多目的ホール・セミナールーム内
→新千歳空港国際線ポルトムホール・セミナールームA (10/28付情報訂正)
◎企画:日本アニメーション学会(研究教育委員会+東日本支部)
◎協力:新千歳空港国際アニメーション映画祭2019
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発表概要集PDFデータ(9.5MB)
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研究集会第1部(13:00~13:40)
「基調講演」
■「北海道のアニメーション制作現場におけるモーションキャブシャーの未来図」
(株)アレクト 営業部 プロダクションマネージャー 成田穣氏
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研究集会第2部(13:50~16:30)
「会員による研究発表」(発表15分+準備5分)
※質疑応答は、全員の発表の後になります。
■足立加勇(東京造形大学、東京情報大学、学習院大学)
『ファン集団のリテラシーによって変化するキャラクターと作者の関係』
■佐藤 壮平(首都大学東京大学院人文科学研究科)
『輪郭情報が動きの位置判断に及ぼす影響について』
■横田正夫(日本大学)
『「かぐや姫の物語」の心理分析』
■中村 浩(北星学園大学短期大学部)
『影の運動による捕捉現象のさまざまなバリエーションを手掛かりとした仮現運動の考察』
■布山タルト(東京藝術大学大学院映像研究科)
『手描きアニメーション教育と3DCGアニメーション教育の統合』
■さとうゆか(京都精華大学)
『ドローイングアニメーションにおける不連続なテクスチャはいつからか』
■河原大(北海道情報大学)
『3DCGから入るアニメーション教育の可能性』
■小出正志(東京造形大学)
『「アニメーションの概念と現象」再考(仮)』
※(2019年10月12日現在の申込みより)
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■質疑応答・交流会16:30~17:50(終了次第解散となります。)
■終了18:00
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・発表される各先生方と名刺交換や研究内容等の質問や交流の時間にお使い下さい。
※各先生方の研究発表のタイトル、内容、順番は変更になる事がございます。
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