約半年ぶりの海外文献研究会の開催が決まりましたので、お知らせいたします。今回は、近年ますます注目を集めつつあるアニメーション・ドキュメンタリーを扱う初の本格的な学術書Annabelle Honess Roe, Animated Documentary (Palgrave Mcmillan, 2013)を取り上げます。本書は、アニメーション・ドキュメンタリーに関する過去の様々な研究をマッピングし、ビル・ニコルズをはじめとするドキュメンタリー映画の研究などを参照しながら、同ジャンルのアニメーションに対して確固たる見通しを与えようとするものとなっています。また、今回の研究会は土居による同書のChapter 1 “Representational Strategies”についての概要発表ののち、オフィスHの伊藤裕美さんからも『はちみつ色のユン』を題材にヨーロッパのドキュメンタリー・アニメーションの動向についてもプレゼンを行っていただきます。最終的には、会場をも含んだディスカッションを行っていければと思います。
■日時:2014年4月6日(日)15:00-18:00
■会場:東京造形大学・大学院 渋谷サテライト教室(72教室)
学校法人桑沢学園渋谷校舎(桑沢デザイン研究所)7F
〒150―0041 東京都渋谷区神南1―4―17
■地図:http://www.kds.ac.jp/smenu/access.html
◎発表者1:土居伸彰(日本学術振興会特別研究員)
講読文献:Annabelle Honess Roe, Animated Documentary (Palgrave Mcmillan, 2013)のChapter 1 “Representational Strategies”
◎発表者2:伊藤裕美(オフィスH)
発表タイトル:「『はちみつ色のユン』とハイブリッドなヨーロッパ・アニメーション」
※参加方法:所属、学会員/非学会員の別を明記のうえ、
doidoi1021[@]gmail.com(土居)までメールをお送りください([@]を@に変えてください)。
今回の研究会はセミクローズドなものではなく一般公開いたします。
※問い合わせ:土居伸彰(日本学術振興会特別研究員)
doidoi1021[@]gmail.com([@]を@に変えてください)。