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学会活動アーカイブ

心理研究部会主催・第60回 知覚研究会共催 研究集会

2011.02.25 カテゴリー:心理研究部会

・日本アニメーション学会心理研究部会を開催いたします。
・今回は第60回 知覚研究会の共催で行います。
・本会はインフォーマルな勉強会です。
・興味のある方はどなたでも参加できます。お知り合いの方もおさそいください。
鷲見成正
大山 正

【日時】2011年2月25日(金)18時~
【場所】日本大学歯学部 4号館地下1階セミナー室
JR線「お茶の水駅」徒歩2分
ニコライ堂の向かい、駿台予備校1号館となりです。
交通案内はこちらをごらんください。
http://www.dent.nihon-u.ac.jp/org/j-org01.html

今回はお二人の先生に話題提供をお願いいたしました。

1.
話題提供:土田昌司(明星大学)
演 題:画面上の図形の動きに設定される観察視点-横からと上からを決めるもの

********* 話題提供者からのひと言 ********
私は、意図の知覚や事象知覚について社会性の視点から研究しています。今回は、画面上の動きと観察視点の関係についての話題提供をさせていただきます。丸い図形が画面上を斜めに移動するとボールが坂を転がっているようにとらえられることがあります。この場合、映像が呈示されている画面を上下(横から見たもの)ととらえています。しかし、壁に貼られた地図を見るときのように上空から見たように上から見たとする場合もあります。このような観察視点は、どのように決まるのでしょうか。このような問題についていくつかのデモンストレーションをしながら考えたいと思います。

2.
話題提供:中村 浩(北星学園大学短期大学部)
演 題:歩行バイオロジカル・モーションを用いたアフォーダンス知覚研究について

********* 話題提供者からのひと言 ********
人が環境と相互作用する代表的な行動として歩行動作を挙げることができる。路面の状況や履物などの違いに応じて歩行者は環境に対してアフォーダンスを知覚し、それを歩行動作に反映させることで、適応的な環境内移動を実現させている。これまでの研究では、積雪のある路面や凍結した路面等、歩行面の性質と歩行動作との関係、あるいは歩行の際の履物と歩行動作との関係について、歩行者のポイント・ライト・ウォーカー刺激を用いて調べてきた。本報告では、これらの研究で得た結果から、歩行環境のアフォーダンス知覚が歩行動作にどのように反映され、その動作が第三者によってどのように知覚されるかについて考察したい。

【問い合わせ先】知覚研究会世話人 山崎晴美
hymzk@tky.3web.ne.jp

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