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学会活動アーカイブ
2024.03.02 カテゴリー:お知らせ,海外文献研究部会,研究部会活動
海外文献研究部会 中垣恒太郎会員
海外文献研究部会の主査をつとめます中垣です。
以下の通り、海外文献研究部会企画による講演会を開催する運びとなりました。
ウォルト・ディズニーと同時代に最新の技術を駆使しながらアニメーション表現を革新し、ディズニーとライバル関係にあったフライシャー兄弟(『バッタ君町に行く』[1941]ほか)の映像観についてまとめた単著『フライシャー兄弟の映像的志向――混淆するアニメーションとその空間』以降、宮本氏は、実写映画とアニメーション映画の間に明確な区別がなかった時代の映像的な混淆を探る研究を継続している。最新の研究課題としては、1920年代から1940年代頃までのアメリカ、とりわけニューヨークのスタジオが制作したアニメーションを制作について、スタジオや監督といった枠組みを越えて、今日まで続くアニメーション・スタジオの制作様式が、いかに個人の創造を折衝しながら体系化されていったのかを調査・分析している。その背景として、アニメーション研究の広がりとしての「制作者研究」(プロダクション・スタディーズ)の進展がある。
アニメーション研究自体が学際的な領域であり、英語圏での研究が多岐にわたって発展を遂げている中で、日本では他の領域に比しても海外のアニメーション研究の動向が「見えにくい」ままであり続けており、卒業論文の題材として多く選ばれるディズニー・アニメーションでさえも基礎的な文献が充分に整備されているとは言い難い状況にある。
アメリカのアニメーション研究者の視点から、最新の研究動向を参照しつつ、日本における海外アニメーション研究・教育の現状と課題を展望する。
会員外の方々のご参加も歓迎いたします。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
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▼日本アニメーション学会海外文献研究部会講演会
(概要)
日程:2024年3月15日(金)18時30分〜20時30分(オンライン入室18時20分)
※ Zoomを用いたオンライン形式で開催します。
「日本における海外アニメーション研究・教育についての所感――私的な研究・教育経験から」
▼講師:宮本裕子氏(立教大学現代心理学部映像身体学科准教授)
司会:中垣恒太郎会員(海外文献研究部会主査)
企画:海外文献研究部会
共催:専修大学現代文化研究会
▼参加:事前登録制・無料(会員以外の方も聴講いただけます)
▼参加申込:2024年3月12日(火)23時まで。
参加者の方には、3月14日(木)までにZoomリンクをお送りします。
▼事前登録申込: https://forms.gle/Xgm7woLxtXJd1foGA
▼お問い合わせ先:中垣恒太郎(海外文献研究部会主査)
knakagaki(at)senshu-u.jp
(at)を@に変えて下さい。
2024.02.27 カテゴリー:お知らせ,心理研究部会,研究部会活動
心理研究部会 主査 野村康治
下記の要領で、心理研究部会の研究発表会とパネル・ディスカッションを開催いたします。
今回は「アニメ」に関する心理学研究をされている登壇者の方々にお話を伺います。
参加登録をしていただければ、どなたでも参加できる無料の会です。特に「アニメ」の心理学的な問題や研究方法にご関心のある方には、お勧めのイベントとなります。
ご参加のご検討を、よろしくお願い申し上げます。
開催日時:2024年3月16日 14:00(開会挨拶13:55)〜17:00
開催形式:対面ならびにオンライン配信によるハイブリット形式
対面会場:西荻シネマ準備室
参加費:無料
参加申込:どなたでもご参加いただけます。3月15日までに下記URLのフォームにて参加の申込をお願いいたします。
https://forms.gle/fkAtVHrVf3c9Zsmn9
プログラム
13:55 開会 企画者挨拶
14:00〜14:45(14:45〜14:55 質疑応答) 研究発表1
タイトル:「アニメで表現される物語はどのような過程で理解されるか」
発表者:梶井直親(法政大学大学院ライフスキル教育研究所)
概要:私たちはアニメを視聴しながら,そこで表現されている物語を理解している。では,私たちはアニメの物語内容をどのような過程で理解しているだろうか。これまでの物語理解過程の研究では,物語内の出来事についての心的表象を自動的に構築し,更新していると提唱しており,これは,アニメでも同様であると考えられる。今回のシンポジウムでは,アニメにおける物語理解過程研究において明らかになったことを紹介し,今後の展望について考える。
14:55〜15:05 休憩
15:05〜15:50(15:50〜16:00 質疑応答) 研究発表2
タイトル:「アニメーションキャラクターの顔認知」
発表者:太田碧(法政大学大学院)
概要:アニメキャラクターの顔は,実際の人間の顔とはかけ離れた生物的にあり得ない形状で表現されているにも関わらず,顔として認識され,それぞれの物語において役割を果たす。キャラクターの顔はなぜ顔として認識されるのか。人間の顔との違いが何かあるだろうか。キャラクターの顔と人間の顔を我々がどのように認知するのか,それぞれの相貌特徴の形状の違い,受ける印象,顔の魅力となる要因の違いに関して研究した結果を紹介する。
16:00〜16:10 休憩
16:10〜16:50 パネル・ディスカッション(16:50〜17:00 会場からの質問と応答)
「『アニメ』を享受すること −その心理学的検討−」
パネリスト:薮田拓哉(大阪大学)・梶井直親・太田碧,司会:野村康治(日本大学)
概要:アニメーションの中でも特に商業色が強い作品を「アニメ」と呼び,「アニメーション」と「アニメ」を区別する場合がある。多くの日本人にとって馴染みがあるのは「アニメ」であり,「アニメ」作品はときに視聴者に強い感銘を与え,生活場面における価値観にまで影響を及ぼすことがある。本パネル・ディスカッションでは,アニメーション研究に携わる3名の心理学者をパネリストとして,私たちがいかに「アニメ」を認識し,受容し,さらに生活の中に取り込んでいるのかを心理学的観点から議論する。さらに,「アニメ」に関する心理的問題を扱う際の注意点についても検討していきたい。
17:00 閉会
2024.02.10 カテゴリー:支部活動,西日本支部
西日本支部代表 一藤浩隆
日本アニメーション学会西日本支部研究会の開催をご案内いたします。
みなさまのご参加をお待ちしております。
日本アニメーション学会西日本支部第55回研究会
日時:2024年2月25日(日)zoomミーティング
⑴ 会員発表会:宮﨑しずか(比治山大学)「即興性を有するアニメーション制作に有効なガイド生成手法の検討」
・13:00〜13:50
⑵ 休憩
・13:50〜14:00
⑶ 卒業論文発表会:第3回アニメーション教育の多様性を探る
・14:00〜16:30 関西学院大学・同志社大学の学部生6名(各発表10分〜15分)
発表題目一覧
「背景美術が「物語る」アニメーション世界」
「食事シーンがもたらす映像の触感的知覚」
「書く姿がもたらす書道パフォーマンスの心地よさ」
「劇場版『名探偵コナン』における監督別の映像表現の比較分析」
「ディズニー映画における魔女の在り方の変遷」
「悪役とアンチヒーローにおける映像描写方法と観客の反応の変化」
※質疑応答の都合で、各発表の開始時間を変更することもあります。
学会員のみ参加可能です。
参加にあたっては下記URLから2月20日までに参加申込をおこなってください。
折り返し、開催前日までにzoomミーティング入室用のURLをお知らせいたします。
申込フォームにアクセスできない場合は、支部代表の一藤(fuji_f_takaus(at)kmf.biglobe.ne.jp)まで、お名前・ご所属・メールアドレスをご連絡ください
西日本支部第55回研究会参加申込
https://forms.gle/fU3DjDAiTPMgHAhb6
研究会の前に12時から、支部運営委員会を行います。委員の方には別途zoomミーティングのURLをお送りします。
また、今後の西日本支部研究会での研究発表も受け付けています。
研究発表をご希望の方は、下記の連絡先(一藤・佐野)までお問いあわせください。
発表時期等については、支部運営委員会で協議のうえ、お知らせいたします。
西日本支部事務局
一藤(支部代表):fuji_f_takaus(at)kmf.biglobe.ne.jp
佐野(支部担当理事):asano(at)mail.doshisha.ac.jp
※上記の(at)は@に置き換えてください。
2023.12.25 カテゴリー:大会
大会企画委員会委員長 小林翔
みなさま
向寒の候、いかがお過ごしでしょうか。
今年の25周年記念大会の折にも簡単にアナウンスさせていただきましたが、あらためて、来年度の大会についてお知らせいたします。
第26回大会概要
日時:2024年8月24日(土)、25日(日)
場所:佐賀大学本庄キャンパス URL : https://www.saga-u.ac.jp/gaiyo1/campusmap/
形式:現地開催のみを予定
2019年末以来のコロナ禍により、学会大会の運営方法も大きな転換を余儀なくされました。大会プログラムの配信やアーカイブ化といったリモートでの参加方法が模索され、弊学会でも大会企画委員会(旧大会運営委員会)主導による学会大会開催は今年で2年目を迎え軌道に乗りつつあります。
3年目を迎える来年度の大会は、佐賀大学で開催されます。
九州での開催は2018年の第20回大会以来6年ぶりとなり、コロナ禍以降初の地方、かつ現地での開催となります。
次回大会で実行委員を務めていただく佐賀大学の角和博先生の研究室には、佐賀県出身であり、日本のパペットアニメーションの第一人者であった持永只仁についてアーカイブが設置されています。大会開催と併せて、持永自筆のスケッチや映画制作に用いられたパペット等、彼についての資料のほとんどが集約されたこのアーカイブを見学するツアーの開催を現在検討中です。貴重な資料を間近で見られる機会となります、続報をお待ちください。
大会実行委員会
中村隆敏(実行委員長、佐賀大学)、角和博(佐賀大学名誉教授)、小林翔(大阪大学非常勤講師)、平野泉(専修大学人文科学研究所特別研究員)、一藤浩隆(広島大学)、川口茂雄(上智大学)、さとうゆか(育英館大学)、ヨアヒム・アルト(国立歴史民俗博物館)
2023.10.28 カテゴリー:お知らせ,研究集会
秋の研究集会実行委員 河原 大
日本アニメーション学会 会員各位
「秋の研究集会@新千歳」が来週金曜日(11月3日)に迫りました。
会員による研究発表とシンポジウムの詳細が確定しましたのでお知らせします。
また、21時からの学会賞の贈賞式はzoomでも配信しております(リンクは配信NLに)。
皆さまのご参加をお待ちしております。
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「秋の研究集会@新千歳 2023」概要
・会期:2023年11月3日(金・祝日) 15:00〜21:30
・会場:新千歳空港国際線ターミナルビル2F会議室「ラベンダー」(添付地図)
(15:00〜17:00)研究集会第一部・会員による研究発表
・西郷達雄…アニメーションから学ぶ協働的経験主義による認知の変容 〜ヴァイオレット・エヴァーガーデンによる手紙と対話から〜
・萩原健一…共同制作によるアニメーション壁画『うご板』の実践 〜「未来の山口の授業 at school」での取り組み
・平野泉…日米の子ども向けテレビアニメにおけるキャラクター表象
・白石祝子…アニメーション『約束のネバーランド』における〈食人〉描写
・飯岡久登…今敏『パプリカ』に描かれる女性像
・吉見明希…アニメと会計学に関する予備的考察:マネジメントと文化のアプローチ
・新井佑季…「フランス・アニメーション」の成立とその特質の再考 1950年代のA・マルタンの活動に焦点を合わせて
・たつざわさとし…1950〜1960年代のアニメーションCM制作会社の様相
(17:30〜18:30) 研究集会第二部・シンポジウム
テーマ「新千歳空港国際アニメーション映画祭 10年の歩み」
・小野朋子/倉重哲二・さとうゆか
(19:00〜21:00)研究集会第三部・会員による研究発表
・安藤圭祐…アニメーション作家と国語教科書
・佐藤壮平・石原正規…Frequencyとduty比が回転運動の知覚に及ぼす影響:回転盤を用いての検討
・横田正夫…今敏「パプリカ」の心理分析
・野村建太・野村康治…アニメーション実習授業に自己調整学習を導入する際の問題点
・布山タルト…プログラミングとアニメーティング
・中垣恒太郎…Netflixオリジナルアニメーションから探るアメリカの多様性の現在
・木村智哉…『ゴルゴ13 劇場版』CGパートにおける完成映像イメージの決定過程 ―中間素材とオーラルヒストリーによる分析―
(21:00〜21:30)日本アニメーション学会賞2023 贈賞式
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発表概要集の冊子(A4サイズ)を会場で頒布致します。
PDFデータは以下からダウンロード可能です。ご活用下さい。
・秋の研究集会2023概要集.pdf(3.8メガ)
2023.10.18 カテゴリー:お知らせ,学会賞
研究・教育委員会+事務局
本年度「日本アニメーション学会賞2023」の選考結果が決定いたしましたので、下記の通り、ご報告申し上げます。
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日本アニメーション学会主催「日本アニメーション学会賞2023」
選考結果・贈賞式のご報告
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■日本アニメーション学会賞2023:
『Anime’s Identity: Performativity and Form Beyond Japan』
Stevie Suan著(2021年/University of Minnesota Press)
『産業変動の労働社会学 ――アニメーターの経験史』
永田大輔・松永伸太朗 著(2022年/晃洋書房)
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<贈賞式>
日時:2023年11月3日(金)21:00~21:30
会場:新千歳空港国際線ターミナルビル2F 会議室「ラベンダー」
※日本アニメーション学会 秋の研究集会との併催です。
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<選考委員>
石田美紀(新潟大学教育研究院人文社会科学系 教授)
中垣恒太郎(専修大学文学部英語英米文学科 教授)
堀ひかり(東洋大学文学部国際文化コミュニケーション学科 准教授)
宮本裕子(立教大学現代心理学部映像身体学科 准教授)
横濱雄二(甲南女子大学文学部日本語日本文化学科 教授)
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※贈賞理由ならびに日本アニメーション学会賞についての説明は以下のPDFをご覧下さい。
日本アニメーション学会賞2023プレスリリース(PDF)
2023.09.27 カテゴリー:心理研究部会,教育研究部会,理論研究部会
昼間行雄(教育研究部会主査)
「理論・心理・教育の3研究部会合同研究会」を10月8日(日)に開催いたします。
企画趣旨
アニメーション学会が創立25年を迎えた今日までに、さまざまな研究領域でアニメーションの研究が行われてきた。理論・心理・教育の3研究部会では、現在までのそれぞれの研究会の活動を振り返ると、他の研究会との接点を見出せる研究内容が存在する事も分かってきた。そこで、今回の合同研究会では3研究部会からそれぞれの研究の振り返りや現在の研究課題を発表し、その後に研究会活動をさらに活性化させるための接点を探るディスカッションを行う。
概要
日時:2023年(令和5年)10月8日(日曜日) 13:00~15:30(zoomを使用したオンライン開催)
参加費:無料
参加登録:参加をご希望される方は、10月6日(金曜日)までに下の参加登録フォームに必要事項をご記入ください。
https://forms.gle/yCBApmYwYuoBRajq7
登録後、ご記入いただいたメールアドレスに参加用URLをご案内いたします。
日本アニメーション学会 教育研究部会主査:昼間行雄
連絡先:昼間行雄(y-hiruma@bunka.ac.jp:@を@に変えてください)
3研究部会合同研究会プログラム
13:00~
開催挨拶
13:10~13:40
理論研究部会「学会研究事業活動と理論研究部会の25年[全長版]」
パネリスト:小出正志
13:45~14:15
心理研究部会「アニメーション実習授業に対する自己調整学習導入の試み」
パネリスト:野村康治・野村建太
14:20~14:50
教育研究部会「アニメーションの専門教育と教育普及〜その振返りと展望」
パネリスト:昼間行雄
14:50~14:55
休憩
14:55~15:30
ディスカッション(質疑応答を含みます)
野村康治・野村建太・小出正志・昼間行雄
15:30
終了
2023.08.27 カテゴリー:お知らせ,産業研究部会,研究部会活動
長谷川雅弘
第9回産業部会9月3日(日)13時~開催の研究会についてご案内いたします。
今回はスタジオエイトカラーズ宇田氏、ツクリエ三輪氏をゲストとしてお招きして、アニメビジネスの地方連携の実例について解説いただきます。その後、アニメの地方進出に必要な要件についてディスカッションを行います。
ご参加を希望される方は以下のフォームからお申し込みください。
▼開催日時・場所
2023年9月3日(日)13時〜
※オンライン会議ツールZoomを用いて開催します。
※参加申込は9月1日(金)までにGooleフォーム ( https://forms.gle/dJZww7VHSoF9dm6NA )へお願いします。
※学会会員以外の方もご参加頂けます。
※参加表明を頂いた皆様には申込時に記入頂いたメールアドレスに参加用URLをご案内致します。
▼研究会次第
・主査より開催挨拶
・副査より研究会のご案内
○第1部 ゲストトーク(13:10〜14:10)
・「アニメ制作会社の地方立地と地域連携」(30分)
宇田英男 氏(株式会社ノーヴォ 代表/株式会社スタジオエイトカラーズ 代表)
・「京都市「京まふ」を軸に展開するアニメを活用した地域活性化政策の取り組み」(30分)
三輪由美子 氏(株式会社ツクリエ プロデュースグループ マネージャー)
(休憩10分)
○第2部 ディスカッション(14:20〜15:10)
・「質疑応答」(30分)
・「フリーディスカッション」(30分)
○今後の活動予定・総括・閉会挨拶(15:10〜15:30)
問い合わせ先:問い合わせフォーム ( https://forms.gle/dJZww7VHSoF9dm6NA ) へ
2023.08.08 カテゴリー:大会
日本アニメーション学会第25回大会実行委員 小林翔
間もなく迫ってまいりました第25回大会with SASにおける個人研究発表、パネル発表のタイムスケジュールをお知らせいたします。今回は例年を上回る数の応募があった関係で四会場に分かれて実施することとなりました。会場の教室や配信アーカイブの有無などあらかじめご確認ください。
A会場(都市科学部講義棟103教室)
1.[14:30-15:00](アーカイブあり)
プロとアマの表現としてスポーツ系アニメにおけるプレーの主体
アルト・ヨアヒム[国立歴史民俗博物館]
2.[15:00-15:30](アーカイブあり)
スポーツアニメにおける「仲間」関係の前景化に関する一考察
武井陽太郎[一橋大学大学院]
3.[15:30-16:00](アーカイブあり)
日本テレビアニメシリーズにおける擬人的動物キャラクターの歴史的調査――1960 年〜1990 年の制作・放送状況
楊思帆[新潟大学大学院]
4.[16:00-16:30](アーカイブあり)
アニメーションとシュルレアリスムの再考――東欧系作家をめぐるA・マルタンの批評を中心に
新井佑季[立命館大学大学院]
5.[16:30-17:00]
『桃太郎 海の神兵』(瀬尾光世、1945年)の構成の推定
たつざわさとし[一般]
6.[17:00-18:00](パネル発表・アーカイブあり)
持永只仁の残された一次資料からのメッセージ
角和博[佐賀大学
首藤舞央梨[一般]
中村隆敏[佐賀大学]
B会場(都市科学部講義棟102教室)
1.[14:30-15:00]
二つの「接触」――「カセット JUNE」がもたらした官能をめぐる更なる検討
程斯[東京大学大学院]
2.[15:00-15:30](アーカイブあり)
声優学~日本のアニメ産業を担う声優技術の曖昧、感覚ではない指導に向けて
長塚全[一般]
3.[15:30-16:00](アーカイブあり)
アニメ制作ワークショップ―その学習方法としての整理の試み
有吉末充[一般]
4.[16:00-16:30]
映像における視点・視線・画角の多様性を考えるための演習〜5年間の全方位アニメーション制作演習をふりかえって〜
牧奈歩美[東京藝術大学大学院]
5.[16:30-17:00](アーカイブあり)
アニメ原画修正の負荷軽減のための GLCIC に基づくキャラクタ画風変換に関する検討
築山拓人[大阪工業大学大学院]
6.[17:00-18:00](パネル発表・アーカイブあり)
アニメーション表現の一般教育はどうあるべきか?―ツール開発の視点から
布山タルト[東京藝術大学大学院]
萩原健一[秋田公立美術大学]
村上寛光[神奈川工科大学]
C会場(都市科学部講義棟202教室)
1.[14:30-15:00](アーカイブあり)
戦後マンガ・アニメの方法論としての傷つく身体――『サイボーグ009』から『魔法少女まどか☆マギカ』へ
足立加勇[立教大学]
2.[15:00-15:30](アーカイブあり)
目の表象/パフォーマンスから読み解くディストピア性――『PSYCHO-PASS』(2012-)の分析を中心に
濵田輝[横浜国立大学大学院]
3.[15:30-16:00](アーカイブあり)
ウォルト・ディズニーの space――余白ではなく宇宙の開拓者
今泉友介[一般]
4.[16:00-16:30](アーカイブあり)
租界都市上海と『鉄扇公主』:『鉄扇公主』の解釈に対する再考
張影[女子美術大学]
5.[16:30-17:00]
『怪物学抄』と『こどもの形而上学』における遊びと断片性
有持旭[愛知県立芸術大学]
6.[17:00-17:30](アーカイブあり)
アニメーターに求められる演技力――動く絵本とアニメーション
森友令子[大阪芸術大学]
D会場(都市科学部講義棟206教室)
1.[14:30-15:00](オンライン発表、アーカイブあり)
高畑勲の「教育」映画論――ブレヒトの影響をめぐって
劉雅欣[大阪大学大学院]
2.[15:00-15:30](オンライン発表、アーカイブあり)
アニメーション情景論――情景を映し出すモノローグ・シーンの考察
中島望[学習院大学大学院]
3.[15:30-16:00](オンライン発表)
バーチャルリアリティを活用したアニメーション授業モデルの探索
趙瑞[九州産業大学]
4.[16:00-16:30](オンライン・英語発表、アーカイブあり)
From Grayscale to Colour: the Representation of Shadows in Silly Symphonies
Megumi Hayakawa[University of Zurich]
5.[16:30-17:00](英語発表、アーカイブあり)
Practice and Prototype of Animation for Advanced Improvisation
Shizuka Miyazaki[Hijiyama Junior College]
6.[17:00-17:30](英語発表、アーカイブあり)
Star Gentle Uterus: Queering of Mahou Shoujo Anime Transformation Sequences
Gabrielle Dulys[Yokohama National University]
7.[17:30-18:00](英語発表、アーカイブあり)
Gaps between action and emotion in Shounen anime battles
Julieta de Icaza Lizaola[Kyoto Seika University]
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大会公式ウェブサイト:https://jsas2023.amebaownd.com/
大会公式Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100092629808462
大会全般に関する問い合せ先:conference2023@jsas.net
個人・パネル研究発表に関する問い合わせ先:presentation2023@jsas.net
※@は@に置き換えてください。
2023.08.03 カテゴリー:コンテンツ文化研究部会,研究部会活動
石田美紀(コンテンツ文化研究部会)
コンテンツ文化研究部会は、JSPS「ミュージアムにおけるアニメ展示の社会文化的意義に関する国際比較研究」プロジェクト、および新潟大学アジア連携研究センター・アニメ・アーカイブ研究チームとの共催で、以下のワークショップを開催いたします。
近年、アニメやマンガに関連する展示が、美術館・博物館・ギャラリー・大学・各種商業施設のイベントスペース等で盛んに行われています。さて、アニメを展示するとは、どのような行為なのでしょうか。その社会的・文化的意義はどこに見出せるのでしょうか。本ワークショップではアニメ展示の専門家であるレイナ・デニソン教授をお迎えし、これらの問いを、アニメとその関連領域がますます多様化をみせている今の重要なトピックとして考察いたします。
ワークショップ「アニメと展示」
開催日時:8月26日(土)14時〜16時
スピーカー:レイナ・デニソン(英国ブリストル大学教授)
モデレーター・通訳:須川亜紀子 (横浜国立大学教授)
発表言語:英語 (日本語の逐語通訳付)
開催場所:新潟大学五十嵐キャンパス 人社系棟A棟3階 学際日本学PLCルーム
開催方法:対面のみ。オンラインでの配信等はございません。
ご参加希望の方は以下のGoogle Formからご登録ください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfEnPoxpFIJXejhlk5DBym23rWNJRi8iZ6MBvoKiHcwTylxBw/viewform?pli=1
学会員以外の方の参加も歓迎いたします。
問合せ先: コンテンツ文化研究部会 石田美紀 contents_studies(at)jsas.net
主催:日本アニメーション学会コンテンツ文化研究部会
共催:JSPS「ミュージアムにおけるアニメ展示の社会文化的意義に関する国際比較研究」プロジェクト、新潟大学アジア連携研究センター・アニメ・アーカイブ研究チーム